自己分析のための日記

浪人に失敗し底辺大学へ通っていた男が書いてます

友達とは

友達というのは、趣味や好きな歌手が同じといった「共通点」があって、そこから話が盛り上がって遊んだりしていくものだろう、たぶん。

なんでこんなことを考え出したのかというと、自分には幸いなことに友達が5人くらいいてよく会うのだけど、9割以上が「一緒に酒を飲む」ために会っている気がするから。その友達は、中学や高校が同じだった人なのだけど、本当に共通点がなく、一緒にカラオケに行けば違うジャンルの曲を歌っているし(僕はアニソン、もうひとりは流行りのバンド、もうひとりは洋楽といった具合)、友達の好きなこととかについて僕は知らない。ある友達は昔からサッカーをやっていて、SNSなんかを見ると海外のサッカーリーグについてとか、会社の仲間とフットサルをやったとか書いてあるものの、僕は全く知識がない、だから僕は彼とあまりサッカーについて話さない。また別の友だちは、あるシンガーソングライターが好きで、そいつの車に乗るといつもその人の曲が流れているのだけど僕は全く知識がない、だから僕は彼とその歌手について話さない。

これを読んでいる人は「飲みに行って楽しいならいいじゃん」と思うかもしれないけど、そういう友達って長続きするのかなぁと思ってしまう。中学や高校からの付き合いだから、現に長続きしてはいるのだが。

昔、仲が良かった友達って結構たくさんいるけど、今でも連絡取り合っているのはさっき言った5人以外はいない。今はもう友達ではない人が大多数だ。

中学時代に駅前の学習塾へ通っていたとき、塾が終わると一緒にコンビニの前で買い食いしていた同じクラスだったあいつらは今何しているのだろう。中学生のとき、僕によくラノベを貸してくれた同じクラスだったあいつは今何しているのだろう。高校生のとき、助っ人で演劇部の劇に出たことがあるけど、そのときよく話した部長は今何しているのだろう。こういうことよく考えてしまう。だから、今よく会っている5人の友達もいずれはこういう人たちと同じようになってしまうのではないか。