就職活動
大学3年で就職活動をしているのだけど、やっと、ある企業から内定を貰うことができた。これまで数社の選考を受けて落ち続けてきたから、めっきり自分への自信がなくなっていた。もう僕はどこからも内定もらえないのではないかと思った。でも今回やっと貰うことができた。
もし、どこからも内定が貰えなくて就職できないことにでもなったら、どこか家から遠い鹿児島か広島あたりに家賃の安いボロアパートを借りよう。そして、ずっと布団の中に入ってぬくぬくしていようと本気で思っていた。
やっぱり内定もらえると安心する。大学受験でいう「滑り止め」ができたようなカンジであるから、心に余裕がある。これからは大手企業に照準を絞って就職活動を頑張っていこうと思う。
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就職活動をしている上での不安は、前述にもあるとおり「どこからも内定もらえない」というものが大きかった。しかしながら、今はその不安が解消されたから、僕の脳内の大多数を占めていたものがなくなってしまった。そうなってくると今まで頭にはなかった自分はどのような人生を歩むのかという、大学卒業後のことを深く考えるようになってしまった。
日本人の多くが歩んでいる人生構成として、結婚して子供を育てるというものがあるけど、果たして自分もそういった道を進むことができるのか(ちゃんと恋愛して結婚することができるのかという意味)。就職活動をしている上で、企業の初任給だとか福利厚生の欄を見てしまうが、あのくらいの給料で僕の頭の中で描かれている人生を送ることができるのだろうかという不安。
Vorkersで内定獲得企業の年収・給与欄を見ていると「この年収だとシビックハッチバック(僕のあこがれの車)は買えないだろうなぁ」なんて思ってしまう。何にいくらお金がかかるのかということを考えていると。家と車と子育てにはお金が必要と気づいた。未来が怖すぎる。
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YouTubeを見ていたら「妊娠してから子供が生まれるまで」の一連の流れを説明している動画があったのだけど、妊娠から出産までって案外短い時間なんだね。「10ヶ月と10日」なんてよく聞くけど、なんとなく自分はそれが結構長いものだと思っていた。けど、よく考えたら短いじゃん。
結婚して子供が生まれるとなると守らなくちゃいけないものができて、僕の今のバイトみたいに「一緒に働いている奴が気に入らないから辞める」なんてことは簡単にできない。ていうか、あんまり遊べなくなる。
たまに「10年後の僕はどうなっているのだろう」と考える。未来のことなんて分かりやしないから考えるだけ無駄なのかもしれない、しかし考えずにはいられない。就職活動で「現役社員との座談会」なんてのがよくあるのだけど、僕はそういうとき現役社員と話しながら「もし僕がこの会社に入ったら、10年後の僕はこの人みたいになっているのだろうな」と思ってしまう。
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(最近よく聞いているキズナアイちゃんの曲、けっこう良い)