自己分析のための日記

浪人に失敗し底辺大学へ通っていた男が書いてます

働くことについて

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2年ほど警備員のアルバイトをしていたが、ついにそれを辞めて今は飲食店で働いている。僕が働いていた警備会社は規則で頭髪をかなり短くしなければならなかったし、仕事内容は工事現場で車の誘導をしたり駅で立っていたりするもので日焼けが半端なかったし変なクレーマーに絡まれることが多かった。いろいろと不満がたまったから辞めた。

去年の夏休みは都内の駅で警備員としてずっと立哨していた。立哨というのは立っているだけでほとんど何もしない。週6日、毎日6時間くらい立哨していた。毎日毎日立っているだけで何もしていないと「生きるとは、働くとは、なんなのか」とか考えてしまう。僕は学生バイトとして働いていたけど、一緒に働いている人は警備員の稼ぎで家族を養っている人もいた。そういう人は今まで何十年も駅で同じことをしていて、しかも立っているだけだから自分の何かが成長するなんてことはないし、この先もずっと駅で立って何もしていないという仕事がずっと続く。何が楽しいのだろう、いや楽しむために働いている訳じゃないよな、よくこんな無の状態をずっと続けていられるよななんて思っていた。

世の中の仕事ってほとんどこんなものじゃないのかと感じてきている。今働いている飲食店も、チェーン店だからメニューは本社が決める。社員になって店舗に回されたら、料理を覚えて、注文が来たら料理を作る。こういう毎日が続くのだろう。ずーーーーーーっと仕事で同じことをするのだ。

携帯電話の販売店も、客が来たら機種の説明をして、客に契約してもらうという毎日が続く。

 

幼稚園児の頃はバスの運転手がとてもかっこよくて、バスの運転手になりたいななんて思っていた時期もあったけど、21歳になったらそういうわけで「生きるとは、働くとは、なんなのか」と考えてしまって、お金以外の働く目的が分からなくなってしまった。