現実を見て、将来に不安を覚える。
奨学金の審査に落ちた。返済不要の給付型で、家が貧乏な人から順番に割り当てられるやつだ。僕の家は母子家庭で経済環境はかなり厳しいのだけれど、働かないでずっと家にいる姉*1がいる。「お前の姉を働かせろ」と判断されたらしい。おっしゃる通りです。はい。
お金のことについて考えさせられて、将来のことまで考えるようになった。僕はどこに就職するのだろうか。コンピュータサイエンスを学ぶ身としては、はてなとかさくらインターネットに就職出来たら最高なのだけれど、ぶっちゃけFランに通う僕では無理だろう。僕って夢見がちなんですよ。浪人時代も模試での偏差値は全然足りないのに筑波大とか中央大に行きたいと心から思っていた。結局ニッコマレベルにしか合格しなかった。夢を見て現実逃避をしていたのだ。だから就職だって、有名企業を夢見ているけど、結局たどり着くのは誰も名前を聞いたことのない中小企業なんだろうな、と思い始めている。
やるたいことが無くなった。今も昔もシステムエンジニアになりたいと思っている。死んだ父親がそうだったからだ。でも大学に入って、もう夏休みに入りそうなのにJavaでIfとかWhileとか(超初心者レベル)をやっているんだぜ。だんだん熱が冷めてきた。卒業しても大した技術は手に入れられなさそう。独学しているけど、なんだか自己満足で終わっているような気がするし、何をやればいいのかがイマイチ分かっていない気がしている。
公務員になろうかとも思い始めている。大学で公務員試験対策の講義を無料でやっているからだ。安定しているから、経済的にヤバい僕にもピッタリだ。でも「やりたいことがないけど、安定しているからいいかも」という理由で公務員になるのは不謹慎だよな。真面目に公務員を目指している人もたくさんいるんだし。
誰か、今の俺に何をやればいいのか教えて欲しい。僕もう何のために生きているのか分からなくなっちゃったよ……
でも、僕なんかじゃなくて他の人を恵まれた環境に来させた方が良かったんじゃないかなと思っている。浪人したのに底辺大学しか受からなかった僕は人間的に見て失敗作だ。
*1:姉は大学時代に1年留年した。寝坊しまくって授業をサボっていたらしい。そしたらロクな所に就職できなくて、最近は家にいる。