自己分析のための日記

浪人に失敗し底辺大学へ通っていた男が書いてます

大学に入ってから本音が言えなくなった

大学に入学してから「居心地が悪いな~」と思ってしまうようになった。周りの人間は良い人ばかりなのだけれど、本音を言うような仲ではない。「友達」というよりは「互いに都合が良いから一緒に居る人」というカンジだ。

最近気がついたのだが、どうやら大学の知り合いには本音を言ってはいけないみたいだ。僕が本音を言うと、気分を悪くしたり怒る人が出てくる。本音を言うのは高校までの友達と、匿名なインターネットだけにしよう。ということは高校までの友達が少ない僕が本音を他人に言えるのはもっぱらこのブログだけ、ということだ。

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なんでこういうことを考え始めたのかというと、大学で本音を言って何度か痛い思いをしたからだ。細かいことでキレるやつが多すぎ。

無謀な夢を追いかけている人に「無謀だな」と言っただけでキレられるし*1、やることのないダラダラしたサークルの集会で「やることないから帰るわ」って言ったら「バカじゃねぇ」のとか言われる。この前Twitterに「大学の前にあるラーメン屋は高いくせにあんまり美味しくない。」とか書いただけでも、同じ大学の知らない人にTwitterでキレられた。もうなんなんだよ

高校の頃の周りの人間は、心に余裕がある人が多かったように思う。進学校だったからみんなある程度は頭が良かったし、お金持ちが多かったから、心に余裕がある人が多かったのだろう。心に余裕があるから細かいことで怒ったりしない。しかし大学はどうだろうか。あいつらスグにキレる。なぜこうも簡単にみんなが怒り出すのか分からない。

「本音を口に出さない」という大人にはあたりまえすぎることを、19歳になって初めて知りました。今までの俺が子供すぎたのかな。「大人になる」って大変すぎる。

マジで大学が窮屈だ。毎日 愛想笑いして本心を隠して過ごすのが大人なのか?つまんねー毎日だな。最近は本音が言えなくなったから、ずっと人の話に同情してニコニコしているよ。もう一度言うが、クソつまんねぇ。

 

僕の今までの人生では、あらゆる物事に「おもしろいか、おもしろくないか」というのを区別していて、おもしろくないと判断したコトに対しては全く見向きもしなかったのだ。これって社会人で、先輩に誘われた飲み会に「すみません、休日は自分の好きに過ごしたいので」とか言って断っちゃうゆとり世代と同じだよね。これからは、つまらないことも「付き合い」で楽しそうに振る舞わないといけないんだよなぁ。

どうして大学に入って急にこんなことを考えるようになったのだろう。思い返してみると、高校生のときも中学生のときも、頭のいい人・人付き合いの上手い人というのは「状況を判断して本音を言わない」ということが出来ていた。僕だってもっと早く気がついたって良いはずだ。

先に気がついていた人達は、あの頃からこんな窮屈な毎日を過ごしていたんだな。あいつらすげぇよ……

*1:声優を目指して「声優の専門学校に行きたい!」って言っている奴に「厳しいんじゃないかな」と言った。