自己分析のための日記

浪人に失敗し底辺大学へ通っていた男が書いてます

正しい夏休みの過ごし方

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夏休みが終わってもう結構経つけど「大学生の正しい夏休みの過ごし方」というのが分からないでモヤモヤしている。だから、こうして文字に起こしておこうと思う。

約50日間あった僕の夏休みは、ほとんどがバイトに費やされ、得られたものは預金残高20万円であった。友達と海に行ったり、カラオケオールをしたりもしたけれど、そうやって遊んだのは合計5日程度で夏休み全体で見るとわずかなものだし、それらから得られたものは「思い出」以外は何もなかった。あんなに長かった夏休み、でも得られたものはあんまし無い。これがモヤモヤの原因なのではないかと思っている。

夏休み前は、休み中にやろうと思っていたことがたくさんあった。田舎の大学に通っていて都会に飢えていたから、一人で秋葉原や新宿に行こうとか、TOEICやプログラミングの勉強をしようとか、しばらく会っていない高校の友達に連絡を取ってみんなで遊ぼうとかだ。でもそのほとんどは「金」への欲望に負け、アルバイトをしてしまったため実行されなかった。

バイトで僕と年齢の近い人に出会ったとき*1「大学1年の夏休みって何やってました?」と聞いてみた。3人に聞いた。全員「バイト漬けだったよ~」と言ってた。やっぱりそんなものだろうか。

夏休みに何をやるのが正解なのだろう。僕は今「得られたものが少ない」というのでモヤモヤしているのだから、何かを勉強したり長期休みでないと経験できない大きなことをしたりして、少しでも自分の知の財産を増やしておけばよかったのだろうか。でもそれって、一歩間違えると謎のセミナーに行ったり自己啓発本を読みまくっている「意識高い系」になってしまうようなカンジもする。

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浪人していた去年の夏はとにかくやることが多かった。朝から晩まで勉強して勉強して勉強した。休みという概念は存在せず、「志望校合格」という目標に向かって死にものぐるいだった。

そんな生活をしていたから、今過ごしている「暇な毎日」へのギャップについていけないのかもしれない。頭の中のどこかで、また密度の濃い生活をしたいと思っているのかもしれない。

 学生時代にやっておくべき事を人に聞いている時点でおめぇはクソだな
どいつもこいつも自主性なくだらだら生きやがって
ゆとり教育はもう終わりだ

キュウソネコカミ貧困ビジネス」より)

貧困ビジネス

貧困ビジネス

「誰か俺に正しい夏休みの過ごし方を教えてくれー!」と言いたい気もするが、やっぱり自分のことは自分で決めなくちゃいけないよね。あー、このままじゃ答えが見つかる前に大学卒業しちゃう気がする。

*1:僕のバイトは毎回派遣先が違うから、一緒に仕事をする人が毎回異なる。一緒に仕事をするのは大抵僕の親くらいの年齢の人だが、たまに学生に出会う。