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自己分析のための日記

浪人に失敗し底辺大学へ通っている男が書いてます

浪人の夏の思い出

電車に乗ってボーっとしながら窓から入道雲を見ていると、もう夏なんだな~、って気持ちになる。そして「あれからもう1年経つのか」としみじみする。僕は去年、浪人していた。その時のつらかった思い出がたくさん出てくるのだ。あの時の自分を思い出して、言葉にはできない切ない気持ちになる。

去年の僕はとにかく勉強していた。浪人でつらいのは6月・夏・入試直前期だ。*1このつらい夏は勉強三昧で、朝8時から夜9時まで予備校にこもって勉強していたな。勉強と食事と風呂くらいしかやっていない日々で、夢の中で数学の問題集を解いているということもあったっけ。「俺は本当に大学に入れるのか」っていう恐怖と、大学に行ってる高校時代の友達の話を聞いて死にたくなり、週に1日くらいのペースで精神状態が限界まで達したのを覚えている。

 

限界まで達してしまった時は、その日は勉強することを諦めて、遊びに行った。気分転換ってやつね。(こういうことをやっていたから受験に失敗したんだよな……)

一番多かったのは秋葉原へ行ったこと。でも浪人生の俺に秋葉原への交通費なんて勿体なかったから、池袋にある予備校から歩いて行ったっけ。1時間30分くらい歩くから秋葉原に着いた頃にはヘトヘト。しかもお金がないから大した買い物もできない。とらのあなメロンブックスで趣味のエロマンガを少しだけ買って、その後は湯島天神に行って、その後上野公園まで歩いて池の周りにあるベンチで長い時間ぼーっとしていた。

なんでも良いから勉強がしたくなかったのだ。かといってカラオケやボーリングに行く金はないからこうなったってカンジだ。

 

もともとアニメマンガ系のサブカルチャーは好きだったから「秋葉原に行けば何かあるだろう」と思って行っていた。オアシスを求めて、1時間30分は無心で歩いた。何も考えたくなかったし、何か考えると鬱になるから。でも、お金がなかった僕にとっては秋葉原は楽しくはない場所だった。

 

***

今は2ヶ月に1回くらいのペースで行っている。今ならバイトしていてお金があるから欲しいものはたいてい買える。そして「お金がなくてつらい」という経験をしているから、喜びは数倍になっている。

あの頃は「きっと都内の大学に合格するだろうから、秋葉原なんて毎日寄って帰れるだろう」なんて思ってたっけ。でも受かったのは某県の田舎にあるFラン大学だけだったから、秋葉原に寄って帰るというのは無理だ。東京というのは今の僕にとっては格調高い憧れの存在だ。

 

浪人していた頃に想像していた大学生の自分と実際の自分とは全くといっていいほど違うものになってしまった。でも人生ってそういうものだよね。

*1:6月は基礎事項の総ざらい、夏は苦手分野を潰す作業、入試直前期は赤本地獄

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